仕事でもプライベートでも、怒られている人はたくさんいます。
イメージ的に、優しい人が他人に怒られやすい印象がありますが、本当でしょうか?
本記事では、以下のような内容をまとめています。
- 優しい人が怒られやすいのは本当か?
- なぜ怒られるのか?
- 怒られなくするにはどうしたらいいか?
実は私も怒られやすい方で、今でも怒られなくする方法を日々考えています。
実際、怒られる回数はどんどん減っていっています。
大丈夫です。怒られなくなる方法は必ずあります。
今回の記事では、怒られてばかりで嫌になる、と悩んでいた私がどうやって怒られなくなっていったのか、紹介します。
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私の経験談や調べた内容をまとめて、紹介しますね。
怒られやすい人の特徴は?

怒られやすい人の特徴って、どんなのがあるでしょうか。
イメージしてみてください。
- おどおどしている
- 人に流されやすい
- 自分の意見を強く主張できない
- ミスが多い
- タスクを背負い込みすぎてキャパオーバーになってる
- なんか言いやすそうな雰囲気している
ざっとネットで調べてものと私の思いつくものを羅列しましたが、私にも当てはまるものが多々ありますね。。。
確かに優しい人は自分の主張を強くできないし、頼まれた仕事はやってしまうし、優しそうだから反論してきそうにないな、と思われてそうです。
でもこれって、その人が優しいから怒る、とは直接結びつかないはずなんです。
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こう言い切るには訳があります!
優しいから怒られているのではない?
私が考える、怒られる理由は次のとおりです。
- ミスをしている
- 仕事が遅い
- 報連相を怠っている
- 態度が悪い
- 言い訳する
確かにどれも怒られるようなことをしています。
しかしこれってその人が「優しいから」怒っているのですか?
私は違うと思います。
その人が「優しいから」怒られているのではなく、「怒られるようなことをしている」から怒られるのです。
すごく当たり前の事を言っていますね汗
つまり、どう言うことか説明します。
ミスがあるから怒られる
「一つのミス」や「怒られたこと」に対して、精神的に強く受け止めすぎていませんか。
強いストレスを感じていると、小さなミスは連発するものです。
ADHDと言うその人の特性と言う可能性もありますが、多くの場合は冷静に普段通りでいれば、防げるミスのはずです。
人間、ミスをすると焦るものです。
小さなミスは連なって、大きなミスへと発展し、人の目に入ります。
だから怒られるんです。
つまりミスを怒っているだけで、その人の優しさ(性格)を怒っているわけではないんです。
- 優しいから疲弊してミス連発 → 大きなミスへと発展 → 人の目に入り、ミスを怒られる
あなたのその「優しさ」を否定しないで欲しいんです。
【経験談】私は優しい人のわけではないけど
私の経験談を話します。
私は優しい人というより、自己主張ができない人間です。
人の意見に流されやすく、人に仕事をお願いできないばかりに、疲弊することが多々ありました。
客先が主催のイベントで使う販促品の納期が間に合わず少しずらしてしまったり、
納品物について客先に確認しないといけない重要事項の確認漏れがあったり、
数えればキリがありません。
今思えば、色々背負い込みすぎて、心に余裕がなかったんだと思います。
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余裕がある時はしないミスを多発してました。
「優しい」はあなたの大事な特性の一つ
私は優しい人が好きです。
丁寧に接してくれる人も気を遣ってくれる人も大好きです。
「優しい人」には「優しさ」を返してあげたくなります。返報性の原理ですね。
だからあなたのその優しさは大事にして、いろんな人に優しくしてあげてほしいです。
でも、優しい人はなかなか怒らないでしょうし、頼まれたら頑張ってしまいそうですよね。
結局疲弊して怒られて…の負のスパイラルに入ってしまいます。
なので優しい人のまま、怒られない人になる方法を伝授します!
怒られない人になるための対策4ステップ

優しい人のまま怒られない人になればいい。
言うは易し、やるは難しですが、
心と体の余裕がすぐなくなる私が考えた「怒られない」ための方法をお伝えします♪
①まず自分に優しくする
優しい人は、周りに丁寧にしようとか親切にしようとか、色々気を配ってしまいます。
結論を言うと、自分に優しくできない人は、他の何かに優しくするのは不可能です。
だって、自分が怪我してるのに、他人の怪我を気に掛けてられないですよね汗
周りに優しくしたいと思うなら、まずは自分に優しくする。これ、大原則です。
- こんなミスだってするさ
- そういう日もある
- ま、いっか
- ミスしている自分も受け入れる
いい時も悪い時も、全て「自分」だと無条件に受け入れて、否定しない。
心理学では、この考え方を「自己受容」や「セルフ・コンパッション(self-compassion)」と言います。
「自分に優しい」とは「自己受容」だと私は思います。
まずは、この考え方を意識しましょう。
②むちゃくちゃ休憩する
自分に優しくするには、まずはむちゃくちゃ休憩することです。
心身が疲れていると、正常な思考力が無くなります。
でも、仕事がたくさん立て込んでて、休んでる暇がない。。。と思うかもしれません。
仕事の合間の5分、10分でいいです。1分でもいいです。何度も休憩してください。
- 落ち着いて座れるところに移動する
- ノイズキャンセリング機能付きイヤホンで音を遮断
- できればヒーリングミュージックを聴く
- 目を瞑る
外音を遮断して、落ち着いて目を瞑る。これだけでも頭の中がかなりスッキリして、冷静になっていきます。
私は仕事の合間に5分以上時間が空けば、こまめに休憩を入れるようにしています。
すると気持ちが前向きになり、自分の心に余裕が生まれてきます。
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気持ちに余裕があると、自分を受け入れる余裕も生まれるよ。
こまめに休憩をとって、自己受容を意識しましょう。
③自分を守ってから、ミスを未然に防ぐ
自分を受け入れて、自分に優しくできるようになったら、視野を広げて他人や仕事のことを考え始めましょう。
- 納期を守る
- 忘れ物をしない
- 報連相を実行する
- 人に優しく接する
怒られているには何か原因があるはずです。
その原因をきちんと見極め、未然に防ぐ方法を考えて実行する。
そんなの普段からやってるよ、と思う方もいると思います。
しかし自分の心に余裕がない状態では、ミスが心の余裕をさらに奪い、どんどんネガティブになっていき、判断力を奪っていきます。
ネガティブスパイラルに入る前の冷静な判断ができる状態なら、比較的簡単にミスを未然に防げるはずです!
④ミスを後悔しない
それでもミスをする時はしてしまいます。
その時は、ミスを後悔せず反省しましょう。
- 後悔:過去の行動を失敗したと悔やむ行為
- 反省:過去の行動を振り返り、その行動の是非や善悪を考える行為
後悔はただ悔やむ行為ですが、反省は過去の行動の良し悪しを考える行為です。
悔やんでも前には進みませんが、自分のした行動の良し悪しが判断できれば、次の行動に活かせそうな気がしませんか?
ミスを0にすることはできないでしょうが、100を10、10を1に減らせるかもしれません。
ぜひ前向きに考えを巡らせて、怒られないように行動を変えていきましょう♪
まとめ:怒られないようにするには、まず自分に優しくする!

本ブログでは、「優しい人だから怒られるのか?」「優しいままで怒られない方法」について解説しました。
「優しい(その人の性格)」だから怒られるのではなく、「優しい」から色々背負い込んだり精神的に受け止めすぎて、怒られてしまうような「判断力が鈍っている状態」になっているだけ、ということです。
判断力が鈍ってしまう前に、自分に優しくしてあげましょう。それから周りに優しくするんです。
無条件で自分に優しくできるのは自分だけです。
自分に優しくして、狭くなっていた視野や鈍った判断力が戻ってきたら、自然とミスは減り、怒られなくなります。
24時間そばにいる自分の最大の味方に、あなた自身がなってあげてくださいね。
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